エコラン BBS 112696


「共通」ハブ、シャフト

1:shimada-dreamendless:

2011/12/03 (Sat) 23:21:07

エコランには欠かせない縁の下の重要な所です
8:中西@下総 :

2011/12/10 (Sat) 00:43:26

フリーとドグクラッチについて、数値的な評価をしてみます。

カセットタイプのフリーなどは、新品ノーマル状態では明らかに「回転が重いな」と感じます。
そこで回転に必要なトルクを計ってみます。

例えば直径200mmのスプロケットが装着されていたとして、スプロケットの一箇所(接線
方向に重量がかかる位置)に錘を取り付けます。
軽い錘から始めて、徐々に重くしていき、100gの錘で回転し始めたとすると、100mm
×100gが回転(空転)に必要なトルクとなります。

20インチタイヤの直径はおよそ500mmですから、タイヤの円周上では40gfの抵抗が
あることになります。
ものにもよるでしょうが、実際うちの実験ではこれくらいの数値でした。

エコラン専用タイヤを装着し、アライメントおよびアライメント剛性がしっかりしたマシンな
らば、転がり抵抗係数はおよそ0.0025(0.25%)前後になるはずです。
車両総重量が80kgfとして、200gfが転がり抵抗となります。
この200gfに40gfが加わるとなると、とても無視出来る抵抗ではありません。

でも、オイルシールを外したり、グリスを洗浄して適切な潤滑油に変えてやったりすれば、
10gf以下の抵抗に下げることが出来ます。
これだと転がり抵抗の5%以下、空気抵抗も含めた全走行抵抗から見れば2%前後となります。

ドグクラッチにすれば、この抵抗をなくすことが出来ますが、剛性の低下や重量増加、故障の
リスク増大と天秤にかけると、判断に迷うところかと思います。

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